おもしろき こともなき世を おもしろく

たまたま目についた、高杉晋作の辞世の句。


「おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものは 心なりけり」


上の句は、高杉晋作。
下の句は、野村望東尼。(らしい。)



どういう人なのか、検索してみると・・・


武門で免許を皆伝され、吉田松陰の元で学問に没頭し、留学して周辺諸国の政治情勢を学び、尊王攘夷の名の下に幕府と戦い、肺結核で命を落とした。奇兵隊が有名である他、安政の大獄、長州征伐、薩長同盟、大政奉還など、日本にとっての大きな事件にも多数関わっている。わずか29年の間の出来事だ。
興味をもったらとことん突き詰め、最初から最後まで自分で考えて行動し、人から理解されなくても自分の意志を貫き通す。無邪気な子供のような心と、圧倒的なカリスマ性を併せ持つ男の言葉を、いくつか並べてみようと思う。きっと、あなたの心に刺さるものがあるはずだ。


・・・、とのこと。名前は覚えてるけど、こんなに頑張った人だったんだ。


29年間の間に歴史に残ること、こんなにいろいろ体験してるのに
おもしろくなかったんだろうか。こんな上の句読むなんて。
(こんな人生送った人から見たら、寿退社して離婚して仕事探してモクモクと暮らしてる人間の人生なんて、気絶するほど面白くないんだろうな。)


しかし、それに対して下の句を、つまりは自分の気の持ちよう次第でしょって切り返しちゃう尼さん。


晋作さん、どう思ってあの世に旅立ったのでしょう・・・。